背中側の胸郭あたりに位置しているのが肩甲骨です。 背中を触るとほぼ肩甲骨の外形に触れることができる骨です。 この肩甲骨は、左右対称にある骨で、背側で後方に凸面となっていて、上の方の3分の1くらいが外側へ細長く伸びて突出しているようになっています。 それを「肩甲棘」といいます。 この肩甲棘の上の方は、狭くなっていて「肩甲上窩(じょうか)」といいます。 下の方は、逆に広くなり「肩甲下窩(かか)」といいます。 そして、肩甲棘における突出しているところを「肩峰」といいます。 肩峰は、外側の端の部分で鎖骨と関節を作っています。 肩甲骨は、薄い骨なので、強い力が加わると骨折しやすいです。 しかし、もともと厚い背筋によって肩甲骨は守られているため、比較的骨折することは少ないです。 また、肩甲骨は「かいがらぼね」とも俗にいわれていますが、従来の「肩胛骨」の「胛」に関係しているようです。 ちなみに、ギリシヤ語でも「盾、亀の甲、鋤、羽」などさまざまな形と似ているからそれに似ている名前がついています。 ...
普段「肩コリ」を感じている人の中には、勘違いをしている人がいるかもしれません。 肩のコリというよりも肩甲骨のコリの可能性があるからです。 肩甲骨や肩の関節、股関節の動きには、回旋という動作があります。 その回旋という動作は、アウターマッスルだけでなく、インナーマッスルも重要なのです。 インナーマッスルとは「内側にある筋肉」のことです。 外側にある筋肉のことを「アウターマッスル」といいます。 筋肉を鍛えるトレーニングとして、一般的に行うのはアウターマッスルを鍛えるトレーニングになります。 しかし、本当に鍛える必要がある筋肉は、普段鍛えることが少ない筋肉「インナーマッスル」の方なのです。 なぜならば、インナーマッスルを鍛えることができれば、関節を固定してくれる役目があります。 関節が固定され守られることで、関節の痛みなどの症状を改善することができます。 そのため、健康体を維持するには、肩甲骨と合わせてインナーマッスルを鍛えることが大切です。...
最近体が重く感じる、疲れやすい、など動くことは好きだけど、運動不足になっている人がいると思います。 特に「肩コリ」に悩んでいる人が多いようです。 デスクワークなど同じ姿勢のまま長時間にわたって作業をしていると血行不良になり、肩コリを起こす原因になります。 さらに症状がひどくなると、頭痛や眼の痛みなどが起こることがあります。 そうならないためには、体をほぐし、コリを溜めないことが大切です。 体をほぐすにも、例えば、肩コリの場合は肩をほぐすというよりも、肩甲骨周辺をほぐすことが効果的です。 肩甲骨は、背中に浮いている骨なので、肩甲骨周辺の筋肉はとても大切なのです。 筋肉が固まってしまうと肩甲骨の可動範囲が狭くなっていまいます。 すると、腕のあがりが悪いなどが起こり、エクササイズをしても効果が得られないことになってしまいます。 肩甲骨の可動範囲を広くするには、ストレッチやエクササイズを合わせて行うことが効果的です。 そして、ダイエット効果も期待できます。 また、肩甲骨周辺には、バストアップできるツボがあったり、血行をよくすることもできます。 ...
体にある筋肉の働きを大きく分けると「動作や運動に使われている表層筋」と「体の内側で骨を支えるインナーマッスル」です。 インナーマッスルには、赤い筋繊維がたくさん集まっています。 この赤い筋繊維は、脂肪燃焼させやすいという性質があります。 ですから、インナーマッスルを鍛えるほど脂肪燃焼の働きが高くなります。 そして、肩甲骨周辺には、インナーマッスルの「、棘下筋(きょくかきん)・小円筋(しょうえんきん)・肩甲下筋」などが存在しています。 さらに、背骨を通り骨盤ともつながっているので、連動して骨盤のストレッチをすることも可能で、脂肪の燃焼がアップするとされています。 エクササイズを行うときは、ただ肩を動かすなど表層筋を使った動作ではなく、しっかりとインナーマッスルを意識したエクササイズを行うことが大切です。 インナーマッスルは、日常の動作では使用することはほとんどありません。 つまり、脂肪燃焼のポイントは、インナーマッスルを意識して動かし、筋肉をいきいきさせることです。 ...
肩甲骨エクササイズを紹介します。 ■ステップ1.肩甲骨をほぐす 1.脚を揃えて立ちます。 2.息を吸って、手の甲を合わせて手を下に伸ばします。 3.腕の力を抜いて、肩を少し落とします。 4.手のひら前に見せるように、肩から腕をまわしていき、左右の肩甲骨を寄せるように後ろへ伸ばします。 そのとき、ゆっくりと息を吐きながら行います。 5.腕を後ろに伸ばした姿勢で10秒間キープします。 ■ステップ2.肩甲骨の周りを鍛える 1.脚を揃えて直立に立ちます。 ポイントは、「くるぶし、骨盤、肩、耳たぶ」が一直線になるように立ちます。 2.軽く両腕を広げて、足踏みを軽くしながら、しっかりと肩のつけ根から右腕は外方向へ、左腕は内方向へねじります。 3.2の逆にねじり、この動きを交互に繰り返します。 ■ステップ3.肩甲骨と骨盤を連動 1.立った姿勢になります。 2.直角に肘を曲げます。 左右の手のひらは、右手は上に、左手は下に向けます。 3.後ろ方向へ引いて左右の肩甲骨を寄せます。 そのとき、肩の高さで肘を維持します。 4.骨盤を回すよう意識して腰を右に回します。 左膝を同時に軽く曲げて前方に出します。 5.腕をゆるめて肩甲骨を元に戻します。 肘の高さはそのまま維持して、逆方向に行います。 右膝を軽く曲げて前方に出します。 6.左右の動作を交互の繰り返します。 ...